30年前の 35 mm 一眼レフ最高峰、Nikon F2 フォトミック。

ある日突然、露出計が作動しなくなってしまった。メーカーに送ったが補修部品なし、とかで返ってきてしまった。
インターネットで調べてみると修理してくれるカメラ店もあるようだが、どうも受光素子のCdSが劣化するらしい。ニコンが無い、と言っているのはこれだろうか。しかもCdSを売ってくれ るサイトもある。突然動作しなくなる、というあたりは経年劣化らしくないのだが、一応部品も調達しておいてから分解を試みた。ここには分解手順も紹介してあります。




しかしこの段階でCdSにテスターをあててみると、それらしく光によって抵抗値が反応している。やっぱりCdSの経年変化らしくない。まさか、と思いつつも接点の端子を起こし気味にして組み直すと生き返ってしまった。
結局ただの接触不良だったのですね。最初はそれを疑いつつも光学系(ペンタプリズ ム)部品をいじる自信が無くメーカーに送ったのですが、上記サイトに分解の様子が紹介されていたので分解に取り組むことが出来ました。でもメーカーから修理不能で返ってきたのにただの接触不良だったとは… 全然調べてもみなかったのですね、ニコンさん!
新しいCdSは今のものが本当に劣化したときのために大切に保存しておきます。
コメント
パチパチパチ!さっすが~、名前に偽りなし、ですね。