八十原 麻貴(やそはら まき)

yaso@osk3.3web.ne.jp

関西学院大学文学部英文学科

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彼女の書いたふれあい祭体験記

●一言:

  デリケートな私ですが、ふれあい祭に参加してからは何処にいても眠れるようになりました(笑)。私も成長したものです。


●ふれあい祭感想:


 ふれあい祭ができるまでの様子、行ったことは、CD-ROMの関西OFFレポートに少 しずつ織り込んで書きました。そちらをみてくださいね。こちらには個人的に思ったことを書きたいと思います。
  
 伊東君の誘いにのって、2月に山田村に行きました。テレビ会議システムに興味があり、また、パソコンネットワークが村に与える影響とその可能性を知りたいと思ったから行こうと思いました。また常に安全志向だった自分自身の殻をや ぶるきっかけになればと思ったという部分もありました。 そしてふれあい祭が立ち上がり、4月にふれあい祭の宣伝を行い、なんとか関 西での仲間を得て、ずっと活動を続けていましたが、いつでも不安でした。自分の思ったことを相手に分かるように説明する事が不得手で、ごまかす癖の付いていた私に、ふれあい祭の説明をする事は難しいことでした。それでも他大学にいって、話をし、協力者を得て、その出会いから新しい世界が広がっていくことは大きな喜びで、充実していました。
 そしてふれあい祭の雑務と就職活動の両立にも時間的制約のために苦しみました。しかしふれあい祭をやめようとは思いませんでした。ここには多くの人々のやる気とパワーがあり、思いがけない出会いがあり、可能性があったからです。 これほど、自分に対しても外に対しても「可能性」を感じていられたのは初めてです。

 2月に村に行ったときから、不思議な流れにのっていったという感じがします。今まであったことも無いようなパワーにあふれ、様々なこだわりを持った人たちに出会い、みんなとても魅力的でした。その人達と一緒に考え共に過ごし、みんなと時間を共有できて本当に嬉しかったです。 8時間睡眠でないとダメな私が、2、3時間の睡眠時間でも動き回っていられたのはやりたいことをやっていたからでしょう。(しかし極度に居眠りが増えたのも事実・・)
 みんな同じように時間を与えられていますが、それぞれが別の時間を過ごしています。そんな中でみんな偶然に出会って、それぞれの時間に関わり、なんらかの跡を残していきました。偶然なんかでは無いような感じがします。  
 ふれあい祭は、様々な人が自分がやりたい事を表現したり、多くの人と話をして刺激を受けたりする場であったと思います。年代を越えて、人々の夢や考えを 聞く事ができ色々考えました。これだけワクワクしながら、東へ北へと動き回ったことは初めてです。常に不安が先に立ち、行動せずに終わってしまう私の思考パターン、行動パターン共に変える大きなきっかけとなりました。 私と時間を共有してくれた皆さんへ感謝します。しばらく皆さんと会えなくなりますが、ふれあい祭で得た仲間を手放すつもりは全くありません。 これからもよろしくお願いします。

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