iPhone 日本語版

昨年9月 iPhone を購入したが日本語表示はできても入力は殆どできない状態であった。この度 firmware 1.1.4 にバージョンアップを果たし、国内販売の iPod touch 並に日本語が扱えるようになった。

iPhone は何も機能しない状態で工場出荷され、iTunes から activate して使えるようになる。Activation 前は電話はおろかPDA機能も使えない。この activation にまつわる話。新規ユーザーには下記の3つのハードルが待ち受ける。
1) activation
本来 iPhone は iTunes コントロール下で AT&T の通話契約をすることで目覚めることになっている。アメリカ国籍を持っていない我々はこれでは困るのである。また日本以外でも(本国でも?) AT&T に契約せずに iPhone したい人々は存在するらしく、発売当初より裏 activation が出回ってきた。
2) jailbreak
技術的なことはよくわからないが jailbreak を果たすことでコミュニティのソフトウェアの追加が可能になる。
3) SIM unlock
これもケータイに疎い私にはよくわからないが、今度アメリカに行ったときは SIM を調達すれば電話が使えるということ?
購入してすぐに裏 activation に成功、PDAとして使用できるようになったが、日本語入力は殆どできない状態であった(殆どというのは Safari に限り限定的に使える方法があった)。その後某 iPhone ファンサイトを定期的にチェックしていたが日本語化の進展の情報はなかった。ところが先日本屋で立ち読みをしてい ら、売っているような冊子にさえ最近の iPhone の activation が記事になっているじゃないですか。某サイトしかチェックしていなかったのが誤り。世の中ずっと進んでいました。結果的に、現状最新の version 1.1.4 が ZiPhone というソフトひとつで activation, jailbreak, SIM unlock まで一発でできてしまった。

まず iTunes で firmware をアップデートしてしまう。これで一度 activation が無効になってしまうが、あとは ZiPhone が面倒を見てくれる(ただし失敗しても誰にも文句言えません)。ZiPhone の動作には Microsoft .NET framework 2.0 以上が必要。

この Do it all! ボタンを押すだけ。そうそう、このとき iTunes に繋ぎっぱなしにしておくこと。

成功すると最初の写真のように Installer がインストールされているので、ここから欲しいソフトを追加していく 。

日本語化

国際化パッケージを導入すると日本語環境を選べるようになる。Installer を起動し Sources -> Edit -> Add と進むとレポジトリのURLを問われるので http://repo.aakqtr.com を入力する。次に Install メニューに進みカテゴリー BiOsS Modz より 1 .1.4 International Support を選択する。以上のインストールに成功すると、トップメニューの Settings から日本語のキーボード、環境を選べるようになる。

これが日本語キーボード。左が初期状態。この地球儀ボタンを押すと右のようにキーボードが小さくなって、ローマ字入力をした変換候補が真中に現れる。入力した文字数よりも長い変換候補を賢く挙げてくる。

この国際化パッケージはどう見ても Apple 製だが、jailbreak を果たすことでインストールできるようになるとは皮肉なものだ。

コメント

  1. eresse より:

    いつもながら??ですがまぁ、メデタシなんですな。で、いつになったら日本で本来の機能が使えるんでしょうか?

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